昨日の養成講座では、首・腰・膝の痛み改善と痛みの予防をテーマに解説クラスを行いました。
可動域や痛みの改善など様々な変化の瞬間を、講師の皆さんで体感して、目で見て確認し、大変良い時間になりました。
その中で、
ほんの少しも後屈を行うことが難しいと思われていた方が、
初めてカウポーズ(猫と牛のポーズの、牛のポーズ)が快適に、背骨全体にとって全く負担がなく胸が開く、素晴らしいフォームでできるようになった瞬間がありました。
狭窄症やすべり症で、お医者さんから許可を頂いて学びを始められた日から2ヶ月の変化が嬉しくて私が泣いてしまいました。
これからも、無理をせず、身体の声を聴きながら学びと練習を続けられ、さらに日常の動作も快適に、痛みがない生活へと繋がっていかれると私もとても幸せです。
今まで自主練習ではほんの少しでも後屈(だと思っている動作)をしようとすると痛みが出ていたのが、
丁寧に、集中して、そして身体に意識を向けてより深く学ばれることによって、
痛みの予兆や違和感も見逃さずに無理な動作を一切行わないことを大切に、
週に1回ほど、2ヶ月と3日で、全く痛みが出ずに「背骨全体」の動きを上手に行うことができるようになりました。
いつも、後屈ポーズでは「反らせるという意識は持たない」こと、日頃は意識を向けにくい、胸の後ろ側の背骨の部分が動かせるようになることなどを皆さんへお伝えしています。
アーサナ練習の初日には、動きや姿勢の状態、背中の痛みのある部分を見て、「一切の反らせる(と思っている)意識を行わずに練習を続けてください。2ヶ月後はきっと腰を反らせることなく、ほんの少しの胸を開くポーズを行っても腰に全く痛みなく動作が出来るように変化していくかと思います」とお伝えしていました。
ご本人のより深くヨガに取り組む姿勢と丁寧な内観があってこそ、全く痛みのない姿勢がこの期間で現実になりました✨
ほんの少しの後屈が出来るようになってきたら、今度はその動作が首や腰の痛みが出にくい身体作りや、首や腰の痛みの改善にも繋がる練習ともなり、機能改善のためにもとても大切な練習方法のひとつとなっていきます。
見た目にはわからない小さなポーズの大きさでも、効果的に行えていることが大切です。
今回のケースの場合は最初に反り腰の改善を行ったり、少しずつ体幹を鍛えたり、腰の硬さを前屈に関する様々なポーズでほぐしたり(腰の状態によってはあまり前屈を行わないこともあります。)など、
2ヶ月で少しずつ身体が整ってきたことで、よりエネルギーの流れを整えるポーズを行うことができるようになり、そのポーズの効果もあり今まで出来なかった動作が快適さと共にある日突然深く行えることに繋がりました。
痛みの改善に、骨や関節などの目に見えるものの機能改善も、
エネルギーの流れを整えることもどちらも大切です。
ヨガでは、血液の流れやリンパの流れの他にも、目には見えないエネルギーであるプラーナの流れを大切にしています。
プラーナの通り道であるナーディーが詰まり、プラーナの流れが滞ると、痛みが起こったり、可動域が減少したり、疲れをかかえたりします。
プラーナの流れが整うと、例えば見違えるような姿勢改善、痛みがあって身体が動かせなかった方の驚くような可動域の改善と痛みの改善、体験したことのないような呼吸の深まりなどが起こります。
ヨガ講師養成講座、とくに機能改善ヨガやリハビリヨガの分野では、毎日がたくさんの奇跡の瞬間の連続です。そんな時間をこれからも皆さんと共に過ごせることを楽しみにしています。