• ヨガ講師養成 北九州

    今日は、ハタヨガで最後に車輪のポーズを完成することの意味と、

    頑張らずに、驚くほど快適に、人生で初めてこのポーズが出来るようになったインストラクターの方々が続出しているヨガの種類のことを少し書きますね。

     

    アーサナ練習の中で伝統的なものでは、いちばん最後に車輪のポーズ(ブリッジのような形のポーズ)を完成するものがあります。
    車輪のポーズは、ブリッジのポーズや上向きの弓のポーズ(ウルドヴァダニュラーサナ)と見た目は同じですが、
    そのシークエンスの流れと共に、伝承されている動作のポイントを用いてポーズをとってみると、
    上向きの弓以上の効果が実感できますよ。

    (解剖学のヨガも、伝承されているアーサナ練習もどちらも大切で素晴らしいもので、スタジオでは両面からお伝えしています。)

    ポーズの組み立て・順番を行うことの身体への効果の面での意味も大変納得のいくもので興味深いのですが、今日はご質問いただいたことのある、その哲学的な意味合いについてを私の瞑想の先生の言葉のニュアンスをなるべく崩さないようお伝えしますね。

    〈最後に車輪のポーズを行うことについてや、プラーナの流れについて〉

    (ポーズの前に行う複数の動作の効果も働き、)
    身体の循環がどこも滞りのない状態で車輪のポーズを行うと、手足の接している地面にももう一つの半円があるように、(身体の内側にも外側にもあるプラーナの流れ)
    地球と巡り巡っている、元気になるポーズとなると伝えられています。
    また、
    ハタヨガで最後に車輪のポーズを完成するとき、
    巡り巡る命の流れ
    今生きているからこそ巡っている身体の循環
    を感じるポーズ練習になっていると言われます。
    大切なポーズです。
    車輪のポーズが出来ない場合は代わりに、循環が促される橋のポーズを練習します。

    橋のポーズについても、これからいろいろな側面から書いてみたいと思います。

    立位からブリッジになる動作(ドロップバック)や、ブリッジから起き上がる動作(カムアップ)のような動作も、1人ずつのその日の状態に合わせた練習、反動をつけない練習を行います。

    最初は出来ないと思っていた様々な動作も、集中している間にできるようになっていますよ。

    〈まとめ〉
    伝統的なヨガで車輪のポーズは
    巡り巡る命、
    自然の摂理、
    宇宙の原理を表している形
    と伝えられます。

    今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。少しずつ、更新ペースも取り戻していけたら、と思っています。

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    kurara

    kurara

    ヨガに出会って、大好きなヨガで独立。 初心者ヨガから、教科書には載っていないヨガを発信しています。初心者からでも卒業後のインストラクター活動率100パーセントのヨガスクール、イルソーレ主催。ヨガ講師養成・フィットネスクラブやその他施設のヨガ人材育成など、ヨガで夢を叶えるサポートを行っています。スタジオレッスン、講話、企業や病院等への出張、シニアヨガ記事の寄稿など行い、リトリートやワークショップ講座のご依頼等、出来る限りお応えするようにしています。

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