今日は、練習が深まってきた人のための、内臓の健康に役立つヨガの立位の前屈練習法をお伝えします。
初心者の方が身体の背面の柔軟性を高めるためのポイントも一緒にご紹介しています。
【立位の前屈のポーズ、パスチモッターナアーサナ(現代ではウッターナアーサナと呼ばれることが多いです)】
今日お伝えする方法では、内臓の健康(内臓下垂の予防や改善、消化器系の調子をよくする、など)にも役立てることができますよ。
立位の前屈では、正しく筋力を使うため・骨や関節に負担をかけないため、膝を痛めないために、少し膝を曲げた状態から始めると良いでしょう。身体が硬い人も、両手のひらが地面につくまで膝を曲げた状態から始めましょう。
ヨガのポーズは筋肉や血管の柔軟性を保ったり向上させることにも効果的です。その方それぞれのペースの、吐く呼吸の時に柔軟性が高まります。
膝を僅かに曲げる意識から始めたら、「足の裏で地面を押しながら」膝を伸ばしていき脚など身体の背面の伸びを感じます。この時、心地よい呼吸が続けられる程度の強度、長い時間でも心地よくポーズを保持できるくらいの伸びで大丈夫です。
〈練習が深まってきた人は〉
上半身の力を抜いてリラックスしていることを確認しましょう。脚はしっかりと使い、上体はリラックスします。
ここで、呼吸を続けながら、吐き終わりから次の吸う呼吸が始まるまでの間の、身体の感覚を観察します。お腹の力・お腹の中の力が完全に抜けていると、息を吐き終えた後に自然な内臓の引き上がりを感じることが出来る方もいます。心地よく行えていれば、お腹全体が凹んでいくのを感じましょう。この練習では驚くほどお腹が凹む方も居ます。
この練習には日頃の呼吸法の練習も重要となります。このポーズの時の呼吸法についてなども、生徒様で気になる場合はぜひご確認くださいね。
〈上記の方法は、朝食より前に練習しましょう〉
上記の、お腹の力を完全に抜く練習方法は、必ず空腹の状態で行います。朝の時間帯に、朝食より前に行うのが良いでしょう。
マタニティの方や産後すぐの方もこの練習方法は行うことが出来ませんので、ご出産後、行える時期になってから練習を行いましょう。
生理中の方、お腹の調子が悪い方は行わないようにしましょう。
〈上記の意識はどのくらいの期間で出来るようになる?〉
ポーズのポイントをお伝えすると2〜3回の講座で出来る様になる方も居ますし、日頃の過ごし方によっては数年かかる方も居るかもしれません。ヨガの練習による変化を楽しみましょう。
〈「西を向いたポーズ」という意味、「パスチモッターナアーサナ」のポーズ名の由来〉
立位の前屈は太陽礼拝の12のステップに含まれていますね。太陽礼拝は東を向いて始めます。その流れで立位の前屈になると顔が西向きになり、この名前で呼ばれています。
現在では、座位の前屈のことを表す場合が多いですね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また、練習方法など書いていきます。
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