ピンチャマユラーサナの腕のアライメントについて練習生から良いご質問を頂き、Q&Aをまとめました。
Q.ヨガベルトを使ったピンチャマユラーサナの練習で、ベルトを決まった幅にセットしているのですが両手の親指同士が当たるくらい手の幅が狭くなる場合、何か改善点はありますか?
A.親指同士が当たるのは手の幅が狭いですね。
前腕同士をほぼ平行にして動作をとります。
この時、意識を持たなければ肘が開いて手が内側に入る人が多いです。
なので、感覚としては若干肘から肘の幅を閉じ、手首から手首の幅を肘同士の幅より開き前腕を外に開くかのような意識が必要です。(あくまでもイメージですが。)その時、前腕から手のマットとの接地面を埋めるために、真下に床を押す力+外側の手首と同じ高さに内側の手首を揃える位置に、内側の手首を床に近づけます。
(↑ここまではピンチャマユラーサナやベイビーカカーサナにも共通)
肘と肩の位置については、肘の上に肩がくる姿勢をなるべく維持し続けながら動作をとります。
ヨガベルトを使った練習では、ベルトの幅について、個々の決まった幅がありますが、どうしても狭ければ、少し広げて調整しても大丈夫です。
このような肘を軽く閉じ、二の腕にも意識を持ちながら行うアサナは、意識を持って行うことで肩や肩甲骨、胸椎を、より呼吸を快適に行える位置に整えてくれます。
(皆さんで一緒に行った練習では正しい幅になっており、同じヨガベルトの幅で自主練したら手の位置が変わったというご質問でしたので、このように回答いたしましたよ。
また、良いご質問をピックアップしてまとめますね。)
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ヨガに出会って、大好きなヨガで独立。
初心者ヨガから、教科書には載っていないヨガを発信しています。初心者からでも卒業後のインストラクター活動率100パーセントのヨガスクール、イルソーレ主催。ヨガ講師養成・フィットネスクラブやその他施設のヨガ人材育成など、ヨガで夢を叶えるサポートを行っています。スタジオレッスン、講話、企業や病院等への出張、シニアヨガ記事の寄稿など行い、リトリートやワークショップ講座のご依頼等、出来る限りお応えするようにしています。
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