支えのあるヘッドスタンドの時の頭部の床との接地面には指導者により様々な説があります。
また、背骨の保ち方や指の組み方にもそれぞれの考え方があります。
様々な指導者コースで「頭頂よりも額に近い部分を床につくとヘッドスタンドが行いやすい」と言われることは多く見られます。
「ストレートネックの人は首のアーチをつくるために頭頂よりも額に近い部分を床につくように」「ストレートネックが改善してきたら頭頂部に近い部分を床についてもバランスが取れるようになってくる」という考え方もよく広まっています。多くの著名な先生や指導者コースでこちらの考え方をされています。
また、解剖学的なヨガの本の中には、適切な体重支持面は人によってそれぞれ違う、とされています。
頭頂より少し前で接地すると、脊柱のアーチが強まり、頭頂部に近い部分での倒立はより身体の前後のバランスをとります。
ストレートネックでない人が、ブレグマよりもさらに額側を床について倒立しているものを写真などで見かけることがあります。(前頭骨と頭頂骨の縫合部が交わるところをブレグマといいます。)
行いやすいかどうかには重点を置かず、私は「身体や心に働きかける動作になるよう細部まで意識を持って行うこと」を優先したいので、動作に関して、最終型をとることよりも、心身のためにより良い過程が大切だという考え方で練習します。
インドの先生の意見では、「練習のとき、正しい倒立の床との接地面は頭頂部」でした。ブレグマで練習しない理由についても伺いました。
このように、指導者によって様々な考え方がありますが、
実際にポーズを体感してみると、ひとつひとつの方法に対して気付きがあります。
様々な情報のある中から正しいと思う方法を選び、常に理由を考えながら過ごしていきたいと思います。
様々な指導法がある中で、より心に働きかけるための シールシャーサナで背骨を保つ方法、頭頂の探し方、指の組み方などもお伝えしていますので、講座の中でぜひお声かけくださいね。
(関連記事はこちら→https://ameblo.jp/kurarayoga/entry-12171230696.html ご興味のある方は御一読くださいね。)
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