伝統的なヨガのアーサナでは、
マクラーサナ(ワニのポーズ)で
身体全体の循環が促され、膝の痛み改善にも繋がると考えられています。
正しく行い深めることができると、
マクラーサナは、身体をリラックスさせバランスがとれることにより、様々な不調改善に効果が期待できるポーズです。
下記に、効果などを中心にご紹介します。
「ワニのポーズ」というポーズ名は、仰向けのねじりのポーズ(ジャタラパリヴァルタナーサナ)として知られていることが多いですが、
うつ伏せの「マクラーサナ」というアーサナも、「ワニのポーズ」と呼ばれます。
サンスクリット語で「マクラ」は「ワニ」を表すそうで、うつ伏せでワニのような形をとります(マクラーサナは、インドの地域や練習されている場所などによって若干の方法の違いはあります)。
うつ伏せで、足の親指同士をつけてかかとを開き脱力するポーズです。
(写真のような形で片方の膝を曲げて行う方法や、伸ばした両脚を開いて行う方法など様々ありますが、今日は、足のつま先同士をつけたやり方についてお伝えします。)
出来れば、腕はまっすぐ伸ばし、手の人差し指同士をつけて体全体でワニのような形を作り地面におでこをつくのが良いです(呼吸が浅い日や、シニアの方は肘を曲げて腕の上に額を置いたりしても⚪︎。肘を伸ばすよりも呼吸が行いやすくなります。)。
腕を伸ばして行うと、より呼吸の機能が鍛えられます。
〈ワニのポーズで不調改善〉
正しいポーズで得られるメリット
□ストレス軽減(おでこをつくことによって、さらに安心感や心のリラックスにも繋がるとされています。)
□リラックス効果
□肺の機能向上(呼吸の深まりや肺活量アップ)
□呼吸のしづらさなど肺に関連する症状軽減
□喘息
などにも用いられているポーズです。
□肩の筋肉をリラックスさせる
□腰の筋肉のストレッチ
効果もあります。
本場では、
□すべり症
□脊椎炎
□坐骨神経痛
などにも役立てられています。
個々に合わせた練習方法があり、呼吸の深さや痛みの有無により、どのように肘を曲げるかなどやり方が変わります。
ワニのポーズは
□肘の痛み
□手首の痛み
□腕の痺れ
□手の痺れ
□首の痺れ
□四十肩・五十肩の痛みや可動域の改善(腕が上に・後ろまで上がるように。また、各方向への肩の可動域が上がり、肩が楽に。)
□呼吸の深まり
□肺活量アップ
□手のふるえの改善
などにも役立てられているポーズです。正しく効果的に行えるように、スタジオではこのポーズにご興味のある方には詳しく、ご紹介しています。
デスクワークの方にもおすすめのポーズです。
呼吸法は、このポーズの時には伝統的な方法のウジャイ呼吸などを用いて練習します。
ウジャイ呼吸をマクラーサナで行うことは、うつ伏せ姿勢での練習により、日常の呼吸がさらに深まるための呼吸トレーニングともなります。
呼吸が深い方にとっては、ポーズ時に、呼吸で身体が浮かぶような心地よさ(ポーズの名前のイメージの通り、水面に背中が浮かぶような感覚)が感じられます。
良かったら寝る前など行ってみてください🍀✨
効果の出るやり方は、スタジオにお越し頂いているメンバーさんへお伝えしています💖
膝痛改善には、日頃の講座では、鍛えることや整えることにより、努力して痛みを改善する方法を、やり方を体感できるようになるようお伝えしています。
私自身も膝痛を改善し、今、快適に歩くことが出来ているのもヨガのおかげです。
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